2004年09月26日

「闘将!堀衛門」 ライブドア堀江社長へのエール

海外出張中だったライブドア「ほりえもん」こと堀江貴文社長が24日帰国した。で帰国直後のインタビューではいきなり「楽天は500億の赤字企業」とぶち上げたり、翌日にはその楽天の三木谷社長に「会いたい」とラブコールを送ったが、断られるとNHK仙台放送局において「待ち伏せ直談判」を行ってみたりと精力的にスタンドプレーを連発した。しかしながら以前と違い一種の焦燥感というものに駆られているような雰囲気で、とても演技じみたものには見えなかった。つまり、ほりえもん自身も浮き足立っていたのだ。

部下が浮き足立つのは止む得ないとしても、最高責任者が動揺するとは何事か!海外あっても情報を手に入れることは容易であるはずだし、分析し策を立てる時間もあったはずである。第一25日に三木谷氏と直談判をするのであれば、少なくとも楽天の参入宣言時点でやるべきだった。もっと言えば「参入宣言」以前に兆候はあったはずだ。ならば細心の注意を払って情報をキャッチし、参入表明以前に談判するべきだろう。まして出張の日程は決まっていたはず、ならば後顧の憂いを断つことは戦略の鉄則である。更に言えば留守の間、いかなる状況下でも対応できるだけの重みのある人材をおくことは次善の策として執っておくべきであろう。しかしながらほりえもんはいずれの策もとらなかった。そして彼は機を逃し、苦境へ立たされることになる。
三木谷氏曰く「今はただNPBの審査を待つだけ」 そう、それしかない。もう賽は投げられたのだ。ゆえに25日では遅かったのである。

しかし、この機を逃がす契機となった海外出張だが、ほりえもんも重要な時だというのは承知していただろうにどうしてそれでも行ったのだろうか? これについてはさる方より(wから次のような情報があった。
曰く、「自社の株を買ってもらうための営業だったのでは?」とのこと。なんでも堀江氏はよく欧州へ出張されるようで、過去にも出張後株価が上がるということが何度かあったそうだ。考えてみればライブドアの株価は「球界参入表明」以後、下落傾向が続き三分の一程度下落している。株式分割などの要因も重なっているとのことだが、株式は本体の要である以上、動かざる得なかったということなのだろう。ほりえもんが野球問題に専念できないのは考えてもみれば無理もない話である。

だが、理由はどうあれほりえもんが「本気」で球団経営に乗り出そうしている、ということだけはハッキリ分かった。実のところ私はずーと「ライブドアの売名行為」と捉えていたのである。しかし、25日夕方、三木谷氏に「なんとかなりませんかね」と追いすがるほりえもんを見て考え方が変わった。それは醜態でもあったが「それほどまでしても球団を持ちたいのか」という「本気」を感じ取るには十分だった。

ただ、何故そこまで「球団」に執念を燃やすのか? 理由は分からない。彼の自尊心なのか、それともビジネスと捉えてのことなのか。少なくとも野球ファンとしてではないということは確かなことである。パ・リーグのDH制すら知らなかったのだから。もっともそれは経営にとって重要な要素ではないのだから別に構わないが、彼の得体の知れない情熱が球界を震撼させたことは間違いない。そしてほりえもんが開いた道を「楽天」が闊歩しようとしている。例え世間では卑怯と言われようと経営者として安全な道(有利)を歩もうとすることは常道であり、三木谷氏は文字通り「王道」を歩んでいる。

しかしそれでいいのか? 確かにほりえもんは傲慢不遜な態度が鼻につくところがある。しかし彼は常人では持ち得ないその情熱で道を切り開いてみせたのだ。そして今、己の戦略の不備と球界の「ライブドア潰し」によって苦境に立ち醜態を晒している。そんな彼を見ると、個人的に気に障る部分は多いが、逆にそんな彼を応援したくなってきたのだ。

現状では、経営の常道を歩む三木谷氏が圧倒的に優勢であり、ほりえもんは劣勢だ。だが彼には何かをやる「可能性」がある。これだけは三木谷氏にはない資質である。もし仮にほりえもんが球団を経営した場合、一年で潰れることになるのかもしれない。球界がかつてない混乱に見舞われることになるかもしれない。だが何かを 「やらかす」ことだけは間違いない。そしてそれが日本野球界にとってプラスになる可能性も大いにある。「夢」の可能性は三木谷氏よりほりえもんの方が高い。

ライブドアは苦境に立っている。しかし例え負け戦となったとしても醜態だけは絶対に晒してはならない。以前と違い下手をすれば企業としての信用に関わる事態になりかねないからだ。楽天参入で全てが変わり、茶番では済まされなくなってしまった。今後いかなることがあっても弱みを見せず、堂々とした態度で臨むべきである。
これからこの問題に限っては、私はほりえもんを応援したい。

posted by 〜⊂´⌒ミ゚Д゚彡つ at 22:03| Comment(1) | TrackBack(6) | 球界@ほりえもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by at 2005年03月06日 07:39
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